ライカM-P入手
「やっぱりすごく写りがイイの?」と聞かれる。
「いや、一緒。写真自体は一緒。高い時計とかバッグみたいなもん。」と答える。
でも、私は知ってる。いろいろと操作が必要なこの不便なカメラを街に持っていくと時間を忘れるぐらい楽しいことを。
「聞いたことある!高いんでしょ?」と聞かれる。
「もう、どんどんほしくなるから、どうせなら一番いいやつ買おうと思って。」と答える。
でも、私は知ってる。カメラ沼、レンズ沼のメカニズムを。新しい機材を街に持ち出して、試行錯誤で使いこなすにつれ、少しずつ好みの写真が撮れるようになっていくこの快感は麻薬。きっと次はレンズが欲しくなる。
お分かりと思いますが、いわゆるブラックペイント色やシルバークローム色ではなくてアラカルトモデルを入手しました。公式の中古/アウトレットってやつです。すごくライカが欲しかったくせに、Red Dotは恥ずかしいという自意識過剰な私。
レンズは迷いに迷ってフォクトレンダーNOKTON 50mm f1.5をマップカメラの中古で入手。ちょうどきれいなシルバーモデルが出ていました。ライカMに付けることを前提としたデザインなのでもちろんしっくりきます。私のカメラがグレーの外装であることもあって余計にシルバーが映えますね。
しかし、マニュアルフォーカスは思った以上に難しいです。今のところ、撮りたいタイミングを半分ぐらい逃してる感覚。X-Pro2のフォーカスレバーとAF-Cは偉大。
さて、私のカメララインナップにレンジファインダーの歴史の重みが加わりました。
ストリートフォト、お散歩カメラ:ライカM-P
家族とお出かけ、写真目的じゃない外出:X100F
運動会や部活の撮影:X-T2
そうなんです。X-Pro2の居場所がなくなってしまいました。何も不満はない素晴らしいカメラなのですが、そこそこの値が付くうちに売りに出してレンズ資金にしようかと検討中です。あんなに好きだったのに、不思議なもんですね。
ま、どのカメラでも、どんどん撮ろう!