カメラを触ってたら光が集まるから寂しくないブログ

カメラ趣味。写真もカメラも好き。

富士フイルムXシリーズでNikonのオールドレンズを楽しむ(NIKKOR-H C Auto 28mm F3.5)

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この間の記事で紹介したカメラとレンズを、点検・清掃に預けてきたのですが、この28mmは比較的状態が良くこのまま使えそうだったので、手持ちのデジカメに付けて写真を撮ってみることにしました。

 まずはコンバーターの入手ですが、こちらのページを参考にさせていただいて、ZHONG YI OPTICS Lens Turbo Ⅱ N/G-FXに決定!

(※2017/11/3現在、AMAZONで売り切れたのか、上記リンクはM42マウントのアダプターページに飛ぶ模様。ご注意!!)

レデューサータイプのマウントコンバータがあるのを今回初めて知りました。父親ニコンのレンズを持っていたのは知っていたので、コンバーターかませて試してみたいな、なんて思っていたのですが、レンズはもう長い間しまいっぱなしになっていたのでデジカメのセンサーが汚れるリスクがあるような気がして、なかなか試せていませんでした。レデューサーだと、オールドレンズとセンサーの間にレンズがあるので、少し安心です。

さて、今回試すのは、NIKKOR-H C Auto 28mm F3.5という1974年2月発売のレンズ。生まれる前です。すごい。すごいよニコン。日本のカメラ技術は歴史的遺産です。

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このレンズをX-E3に付けてスナップを撮ってきました。(この写真はX-Pro2ね。よく似合うから:)

河原のサッカー場にて。

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これはASTIAなんですが、心なしか色がこってり。最近クラシッククロームとアクロスばっかり撮ってたからよくわかりません。でもなんかちょっとフィルムっぽく写ってるような気がしません?!

もう1枚。これもASTIA。

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私は味があって好きなんですが、周辺減光が激しいですね。フードつけてないし蹴られてるわけではない。まさにイメージするオールドレンズって感じ!シブいぜ。

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絞り値が記録されていないのがつらいところ。この鉄塔は、F8ぐらいでどれぐらい解像するか見てみたかったんだけど、いまいちMFでのピント調整が難しくてうまくいきませんでした。ふわっとしてるのも味だ!スナップには十分な写りですよね。

これはクラシッククローム

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X-E3 + ZHONG YI OPTICS Lens Turbo Ⅱ N/G-FX + NIKKOR-H C Auto 28mm F3.5

X-E3 + ZHONG YI OPTICS Lens Turbo Ⅱ N/G-FX + NIKKOR-H C Auto 28mm F3.5

家で見返してみて、正直びっくりしました。写真の腕は別にして、よく写ってますよね!(押しつけがましい文章、失礼)。私はほとんどMFでの撮影はしたことがなく、今日の散歩も正直言ってピーキング頼み。ピーキングといっても、F8とかだったら、もうEVF全部色ついてるやん状態になるので、あんまりこだわらずにパシャパシャ撮ってきました。で、何枚かはいいのあればいいな~なんてつもりだったのですが、いやー、いかにもオールドな感じの雰囲気イケメン写真が撮れました。大満足!これは、50mmと135mmがきれいになって帰ってくるのが楽しみだ!