古いものを捨てる前に撮影
≪ニコンのレンズの箱。レンズはまだわかるがフィルターやフードの箱もあるんだから。≫
私の父は物持ちがいい。前に記事にしたNikon Fだってそう。父親の世代はみんなそうなんだろうね。物持ちがいいだけじゃなくて、なんでもかんでも「大切」にする。ものを大切にするって当たり前のことなんだけど、父親の徹底ぶりをみるととても敵わない。同じ血が流れてるとは思えない。
ナショナルのストロボとマニュアル。松下電器産業の写真機事業部だって。うちの親父の凄さは、このストロボは壊れて電池のふたが閉まらない(ので使えない)状態で何十年もとっておくというところ。
次がまたすごい。
空箱の中に、店頭で掲示されていたであろう値札POPが入っていた。レトロな感じがイイでしょ。別になんということはない紙きれなんだけど、これを見たときは少しドキッとしました。値札を見て、どうしようか考えている(私が生まれる前の)父親を見たような不思議な気分。最新のモデルにしようかなー。1段明るいレンズにしようかなー。なんてね。時代は繰り返しています。