FUJIFILM X100Fを持って鹿児島旅行に行ってきた
あけましておめでとうございます。突然鹿児島ざぼんラーメンの写真から始まります。
師走の仕事立て込む中、年末年始の帰省にどのカメラを持って帰ろうかななんて考えていると、いつの間にかX-E3とXF27mmF2.8を売っぱらってX100F+テレコンを衝動買いしていました。物欲というのは恐ろしいものです。道具を買ったら使いたいもの。このX100F+テレコンだけを持って鹿児島一泊二日で観光スナップを撮ってきました。いやー、これは素晴らしいカメラだ!
出発は羽田空港。少し時間があったので飛行機見に来たらたくさんの方が飛行機を撮っておられました。
スナップはやっぱりクラシッククロームがハマりますね。なんでも意味ありげに写ってしまいます。今回は旅行を通してほとんどこれ。
さて、到着したら霧島神宮へ向かいます。
ちなみに設定はハイライトとシャドーをプラス1~2、カラーがマイナス2、シャープもマイナス1~2、グレインエフェクトは気分で少し、ってところが最近の好みです。眠い感じのセットも持っておきたいんだけど、まだまだ試行錯誤中です。
ちなみに私のこの旅行は12/28-29。まだギリギリ世の中休みになってないからか、結構空いていました。それとも鹿児島はこんな感じなのかわかりません。東京の人混みに毒されてしまったかな。
奥行きのある構図で開放を使ってみる。
APS-CとF2のボケがちょうどいい感じにハマりました。
次は絞ってキリリ。
次は鹿児島市内へ。ぶらぶらしてると、フランシスコ・ザビエル像がありました。この写真からはテレコンありです。
これ、テレコン+開放F2です。いろんなレビューでX100Fのレンズは開放が甘いと言われていますが、スナップで遊んでる分には全く気になりません。
鹿児島市内は市電が走っています。思ってたよりすごく都会でびっくり(失礼)。X100Fは高感度もばっちり。夜スナップも決まります。
スーパーが深夜3時まで開いてたり。大都会やん。
公園がイルミネーションで凄いことになっていました。光に埋め尽くされていましたよ。
ストリートフォトは大好きですが、なかなか夜の街をカメラ持って歩くチャンスはないものです。今回はせっかくの旅行ですから鹿児島の街をもう一回り歩きましょう。このあたりからテレコン外してまた23mmです。
イルミネーションの交通整理の方。お疲れ様です。いろんな光が写っててお気に入りの一枚。
年末のあわただしい夜の街ですが、もう冬休みだからですね。子供の声がちらほら。家族の温かさが少し感じられます。
さて、二日目は島津藩の邸宅、仙厳園へ。
由緒ある産業遺産、文化遺産が保存された大庭園はとてもきれいに整備されています。きれいなお土産屋さんも。
島津藩のマーク(家紋?)は丸十。かっこいい。
残念ながらお屋敷の中は撮影禁止。きれいな庭を外から。私のようにコントラストを上げてカラーを落としても、クラシッククロームの粘る階調はさすが。
庭園の裏手の階段と坂道を30分ほど登ります。めっちゃしんどい。
お昼~午後1時ぐらいだったかと思いますが、だーれにも会いません。ちょっと不安になったころ、
展望台に着いて、素晴らしい桜島の景色に出会うことができました。でも、うーん。写真はちょっと残念。自然風景を綺麗にとるのは本当に難しいですね。疲れを乗り越えて見られる感動の景色って最高の展開ですよね。そんなとき、写真がおろそかになってしまうのは悪い癖。もっと体力つけないとです。
さて、今回の旅行スナップはこんなところ。X100Fが旅行において最高のカメラというのは十分に感じられました。月並みですがまとめると以下の3点。
1.サイズと使いやすさのバランスが最高
旅行においてカメラの気軽な持ち運びは最重要ポイント。その点X100Fは満点を上げたい。夜スナップで目立たないさりげなさも最高。それでいて、手にしっくりハマるこのサイズ感。換算50mmに代わるテレコンも買って持って行ったのですが、思いのほか大きくこのカメラのフットワークをスポイルしてしまうのであんまり使いませんでした。「画角変えられる」という安心感は非常にありましたけども。
2.画質
これは言わずもがな。もう知ってますから。FUJIFILMさんありがとう。この記事の写真はすべてカメラから取り出したJpegで完結しています。
3.画角(換算35mm)
換算35mmの良さを再確認しました。実は私は普段のスナップでは換算35mmが苦手です。チキンなもんでなかなかぐいっと前に出れなくて、上のイルミネーションの写真みたいな、説明コメントやストーリーなしでは写真として成立しないようなものを量産してしまうんです。なにがとりたいねん。
でもね、今回の旅行と、年末年始の帰省をこのX100Fとともに過ごしてこの画角の使いやすさを再認識しました。35mmって思い出画角なんですよね。少し広めに周りの空気も写し取ってしまう画角。茶の間に並んだ家族を台所から記念撮影する画角。「いい写真」を撮ることだけが目的じゃない。趣味の写真本来の、思い出を残すという役割において、素晴らしく気楽ないい画角なんだと見直した次第。
そんなわけで今年もいっぱい撮るぞー!
どうぞよろしくおねがいします。
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