FUJIFILM X-T2 + NIKKOR-S Auto 50mm F1.4
≪公園の枯れ切り株。開放は必要以上にふんわりです。≫
出張から戻ってくると、先日、修理屋さんに預けた機材が戻ってきていました。この中で今日は、X-T2にNIKKOR-S Auto 50mm F1.4を着けて、近所の公園を散歩してきました。
このレンズ、調べてみると1972-73年ぐらいの製造(モデルとしては1962年3月発売)とのこと。重すぎる。レキシすぎる。千夜一夜にも当然掲載です。
前回の35mm同様、レフューザー付きのマウントコンバータをはさんでX-T2に装着。(キタナイ物撮りで失礼・・・。)
さて、冬の昼下がり、散歩に出発。
F1.4がうれしくてほとんどの写真を開放で撮ってしまったのですが、クシャクシャっとした感じのボケですね。
一つ比較を。近接を開放で撮るとかなりふんわり写ります。これはF1.4。距離は足元の少し先ぐらいだから2メートルぐらいかな。
これは絞ってみた。F5.6か8ぐらいだったか。
絞ると、ビシッと来ますね。もうちょっと絞った写真も撮ってきたらよかったな。
冷たい池に浮かぶ落ち葉と枯れ木をもう1枚。しかし寒々しい写真だなこりゃ。
あらためて、50年近く前のレンズを使って写真を撮るというのはなかなか感慨深いものがあります。このレンズにはどれだけの光が通って、どれだけの景色を残してきたんでしょうか。
さて、来週はオールド135mmで子供のバドミントン撮影に挑戦して、年末にはいよいよ修理・調整の終わったフィルムカメラNikon Fを持って帰省です。父・私(子)・孫の家族写真を撮るぞ!