カメラを触ってたら光が集まるから寂しくないブログ

カメラ趣味。写真もカメラも好き。

XセミナーズでX-Pro2の使い方・使いこなし方を習ってきた

Dawn

富士フイルムが主催する写真セミナーに参加してきました。その名も、X-Pro2の「使い方セミナー」と「使いこなしセミナー」。講義形式のセミナーで、自分のX-Pro2を持って行っていろいろ日頃使いきっていなかったり、用途を理解していなかった機能について勉強してきました。いやー、率直に言って、素晴らしい機会でした。私は、悲しいかな仕事の関係と家族以外ほとんど人と交わることがないし、カメラ・写真という趣味の交流もなかなかできていないので、カメラや撮影の細かい話題って聞くことも話すこともないんです。それが今回セミナー二つで5時間半、みっちりX-Pro2のマニアックな世界にどっぷり漬かることができて大満足でした。で、今日は、セミナーでいろいろ学んだことも含め、私自身が便利だなーとか、今後にぜひ生かしていきたいと思っているX-Pro2の機能を紹介してみようと思います。マニアックです。

 1.視度調節

f:id:tadeocash:20170823212336j:plain

  • 視度調節をするときは、被写体を見るんじゃなくてEVF表示の文字を見たらわかりやすい。そもそもピントが合ってるかどうかわからないし。
  • 人間は1日の中で視力が変わるのでマメに合わせたほうがいいよ。(まじか)

2.Fnとマイメニュー

f:id:tadeocash:20170823212407j:plain

f:id:tadeocash:20170823213800j:plain

  • Fnボタンは撮影中に変えたいもの。マイメニューは撮影前にやってしまいたいこと。というか、マイメニュー使ってなかった。これは便利になるように追求したらおもしろそう!
  • 私は、Menuボタン二度押しでワイヤレス通信開始、にしています。

3.AFモード

f:id:tadeocash:20170823212742j:plain

  • 「ゾーン」は、カメラを動かして動く被写体をあるエリアにとらえ続けるときに使う。「ワイド/トラッキング」はカメラは固定して被写体が画角を横切る時に使う。ああわかったような気がしてたけど言われてみれば納得。

4.フォーカスエリア

  • AF-Sはフォーカスエリアの中で一番手前にピントが合う。だから、大きなフォーカスエリアで花を撮ると、手前の花びらにフォーカスが行くよ。確かに!いつも結構小さくしてるから気にしてなかったけど。

5.ダイナミックレンジ

  • ダイナミックレンジを変更できるのはXの魅力。ほかのメーカーじゃできない。
  • 普段は100にしておいて、撮りたい写真によって触ろう!

6.ISO感度

  • 感度AUTO設定の低速シャッター限界に「AUTO」が追加されていた!取り付けたレンズの画角によって自動で低速シャッター限界が変わる!(短いレンズは低速シャッター限界が遅い、長いレンズは低速シャッター限界が速い)
  • ちなみにですが、低速シャッター限界って結構難しい時が多いです。というのは、外でストリートスナップを撮るときは、多少写ってる人がぶれても味になる時が多いので、例えば35mmをつけてるときだったらシャッタースピード1/50を閾値にしてまあ景色だけ止められるぐらいがちょうどいいかなと思うんだけど、これが子供が遊んでるところや、家族が歩いてるところなんかを撮ることになると、ある程度止めるには低速限界1/125ぐらい欲しかったりするよね。「はいこっち向いてー、チーズ!」って何回もやりたくないし、

7.本当の使いこなし

  • X-Proの使いこなしはいかに自分流の色を作れるか。現場でホワイトバランス、ハイライトトーン、シャドートーン、カラー、シャープネスをどんどんいじって自分流を作り出せ!

もちろんこれらはセミナーの私に刺さったほんの一部で、この100倍の話を聞いてきておなかいっぱいです。実は、ここには書いてませんがフィルムシミュレーション一つ一つの細かい解説があって、それもすごくよかったです。恥ずかしながら、私あんまりプロネガ使ってなかったんですが、このセミナーに参加して以降、じっくり見てみたプロネガが美しくて美しくて。現時点、がぜんプロネガS派です。撮りまくるぞー。